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工学基礎試験

実施要領

 例年実施している「機械システム工学基礎試験」(対象者:学部3, 4年生の在籍者全員)の目的・意義そして試験の実施概要について示すので、よく理解したうえで受験すること。

目的・意義

1. 就職試験対策として(3年生)

近年、就職試験で工学の基礎能力を試されることが多くなってきているが、本学の学生がそういった試験で不合格となるケースが急増している。これから就職活動が始まる学生にとって、各自の工学基礎能力の足りない部分を把握して補っておくことは、少しでも希望に近い就職をするために最低限必要な準備の一つである。本試験を各自の基礎力チェックに活かしてもらうことが本試験の実施目的の一つである。

2. 工学基礎能力の向上・維持(3, 4年生)

主に1, 2年生の間に受講する基礎的な専門科目における知識や考え方は、エンジニアにとって一生必要不可欠なものであり、この基礎能力は卒業後、社会という戦場でエンジニアとして生きていくための最低限の武器といえる。それにも関わらず、期末試験が終了して単位が取れた瞬間にその知識・考え方をすべて忘れ去ってしまう学生が多く、それは武器を手に入れたその次の瞬間にその武器すべてを捨てて戦場に丸裸で出ていくのと同じことである。社会にでる前に今一度工学に関する各自の基礎能力をチェックし、足りない部分は復習し、また単位取得後も基礎能力の向上・維持に努めることが重要であることを再認識してもらいたい。この意味で4年生も受験対象者に含めている。

以上が基礎試験を行う目的・意義であるが、もちろん一人前の社会人となるには工学基礎能力だけではなく一般常識や一般教養そしてもちろん専門分野の能力、さらには倫理観・社会観を兼ね備えていることが必要である。それらのベースを身につけることは、大学で学ぶ重要な目的の一つであることも、この機会に再認識して欲しい。

 

試験の実施概要

開催日 2018年11月15日(木)14:00-16:15
開催場所 12L, 12M, 12N教室
実施科目
  • 数学
  • 工業力学
  • 材料力学
  • 流れ学
  • 熱力学
  • Cプログラミング
  • システムダイナミクス
  • 電気物理/電気回路/電子回路

(計8科目)

持ち込み 電卓のみ可。教科書やノート等の資料の持ち込みは認めない。
試験のレベル 1科目15分程度で解ける程度の基礎問題。

 

過去問

基礎試験の過去年度(2005年度以降)の問題は以下よりダウンロードできます。

2018年度 PDF(筆記5科目+WebClass3科目)
2017年度 PDF
2016年度 PDF(筆記4科目のみ)他4科目はWebClass
2015年度 PDF
2014年度 PDF
2013年度 PDF
2012年度 PDF
2011年度 PDF
2010年度 PDF
2009年度 PDF
2008年度 PDF
2007年度 PDF
2006年度 PDF
2005年度 PDF
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