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学科概要(学部)

機械システム工学とは

学科の特色

自動車のエンジンを例にとると,エンジンを自動車の動力機関としてとらえ,その性能向上を中心に研究するのが「機械工学」です.一方で,「機械システム工学」ではエンジンを自動車システムの一要素ととらえ,環境調和と利用者ニーズの両方を満たす自動車を作るにはどのようなエンジンが必要なのかを探求します.

機械システム工学が扱う対象は,ロボット・宇宙往還機・人工衛星・自動車・モーター・マイクロマシン・医療福祉機器など機械のあらゆる分野に広がります.

機械システム工学は,機械工学をベースにして,各機械要素を電気・計測・制御技術の援用により有機的に結合し,環境や社会的な要因も考慮してユーザ志向のシステムを作り上げていくことであり,21世紀にはなお一層重要性を増してきています.本学科では機械システム工学の幅広い専門基礎知識を充実した講義および実験演習を通して学べるようにカリキュラムを構成しています.

新しい時代の機械システムを創造・開発

  • 機械・情報・電気を総合的にカバーできるシステムを開発します.
  • 機械と周辺環境との共存・調和を諮ります.
  • 社会や利用者ニーズに応えた最適なシステムを究明します.

工学の基礎からシステム開発まで統合的に学ぶ

  • 1・2年次は数学・力学,電気・電子,情報・コンピュータ等を中心に工学分野の基礎を固めます.
  • 2年次後期からは機械工学やシステム工学など,本格的に機械システム工学を学びます.
  • 3・4年次には,知能工学・ロボット工学・原子力工学・環境工学などにも学習領域を広げ,宇宙システムやロボットなどを対象にしてシステム統合の手法・技術を修得し,知識・技術の体系化を図ります.

6系統からアプローチするカリキュラム

  • 従来の機械工学に、電気工学および制御工学を融合したカリキュラムです.
  • 科目は熱流体・強度・機構・制御・計測・宇宙に系統化しています.
  • 低学年では工学基礎を固め,高学年では本格的な機械システム工学を学び,ロボット・宇宙システム・環境などに広がります.

教職課程

機械システム工学科では「高等学校教諭一種免許状(数学,工業)」および「中学校教諭一種免許状(数学,技術)」の教職課程を設置しています。本学は複数教科の免許課程を設置している数少ない大学であり、本学科は数学科のみならず、技術科・工業科の免許取得が可能な、特色ある教職課程となっています。技術科の免許を取得できる大学は、全国的にも限られており、社会的に大きな期待を寄せられています。

卒業者の教員免許取得状況や教員への就職状況は「大学Webサイト」>「情報公開」>「教員養成の状況」よりご覧いただけます。情報公開ページはこちら

教職教育部門のページ(大学運営サイト)はこちら

卒業後の進路

メカトロニクス設計,機械・機構・実装設計,システム設計・管理,工業自動化ライン設計,工作機械設計,プレス・金型設計,生産ライン設計,制御技術設計,生産技術・管理・プロセス,品質検査・管理・保証・マネジメントなど機械システムを統合するあらゆる分野に広がります.卒業後のキャリア

さらに詳しい情報は

学科紹介ポスター(PDF)

JABEEについて

本学科JABEEページをご覧ください。

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