機械システム基礎実験
- 受講時期:2年(前期)
- 受講コマ数:2コマ/週
- 区分:専門科目/実験実習科目
- 必選の別:必修科目(単位の修得が卒業要件)
機械システム工学科で学ぶ材料力学、熱力学、流れ学、電気電子回路などといった専門科目に関する実験を行います。実験を通して座学で学ぶ知識とその実際を経験することで理解を深めて実践力へと結び付けていきます。
写真:(左)片持ちばり(材料力学)の実験をしている様子,(右)マノメータで空気の圧力を測っている様子(流れ学).
電気基礎実験
- 受講時期:2年(後期)
- 受講コマ数:2コマ/週
- 区分:専門科目/実験実習科目
- 必選の別:必修科目(単位の修得が卒業要件)
機械を冠しながら電子工学にも力を入れる本学科では、座学と並行してその知識を体験的に学習する実験科目を配置しています。
商用電源から電子機器を駆動するのに必要な直流安定化電源にはじまり、ダイオード、トランジスタ、OPアンプ、論理回路の基礎知識を学び、それらを組み合わせてモータを駆動し、特性を測った上で回転速度制御をおこなうなど盛りだくさんの実験項目を取り揃えています。
写真:(左)早押しゲームをアナログ回路でブレッドボード上に構築している様子,(右)モーターの特性を調べる実験の様子.
数値シミュレーション
- 受講時期:2年(後期)
- 受講コマ数:1コマ/週
- 区分:専門科目/プログラミング関連科目
- 必選の別:選択必修科目
近年のコンピュータ性能の飛躍的な向上により、物理現象をコンピュータ上で再現することが可能になっています。このコンピュータシミュレーションによって、例えば未来の温度を予測したり空気の流れを可視化したりすることができるため、技術開発の現場では欠かせないツールとなっています。
物理現象は、複雑な方程式(=物理法則)によって支配されていますが、コンピュータ上で再現するためにはその支配方程式を簡単な方程式に書き換える必要があります。そのうえで、その式をコンピュータ上で演算するためのプログラミングスキルも必要です。
この科目では、PC演習室において各自がパソコンに向かい、全員が実際にプログラミングに取り組みます。